みなさんは、快晴の日にベランダで粉雪を鑑賞したことはありますか?
育児中の方で一度もそんな光景を見たことがないという方は、とてもしっかりした方だと思います。
私は今日洗濯物を干そうとした際、粉雪を目視して絶望に立たされました。
経験者はもうおわかりでしょうが、粉雪の正体はオムツのポリマー。
犯人は1人で脱衣を完了させた3歳児です。
もくじ
紙オムツを洗濯してしまったときはどのやり方が楽で確実?
おむつメーカーが推奨している方法
「おむつ 洗濯」などで検索すると様々な手法が出てきます。
そのなかでも1番手のかかる方法は、「パンパンしまくって干してからコロコロをかける(ベランダの掃除もオマケしちゃうぞ☆)」というホンワカ擬音語で構成されたクソ面倒くさい作業です。オムツメーカーもこういった方法を推奨しているそうです。
〔衣類に付着してしまったときの効果的な落とし方〕
1.脱水後、乾燥する前にブラシ等で落としてください。粘着テープでも取り除くことができます。
2.乾燥させた後もまだ残っている場合は、再度ブラシ等で落とすか衣類をよくふって落としてください。
3.その後、時間的に余裕があれば、脱水後あるいは乾燥させた後に、再度お洗濯をおすすめします。
塩を入れて洗濯する!?
次に出てくるのは「塩を入れてもう一度洗濯する」ですね。
ぶっちゃけ家電製品に塩を入れるって怖くないですか?
私は怖いです。壊れるのを覚悟でwという無責任なアドバイスと共に記載されているものすら見つかりました。洗濯機高いですよ。乾燥機つきなら15万円とかするじゃないですか…。
でも育児中の朦朧とした頭では、子どものタックルや泣き声を制止しながらパンパンパンパンしてコロコロコロコロコロしてって考えると15万円を天秤にかけそうになります。。
塩を洗濯機に入れるなんて怖い、という方はタライに塩を入れて洗えという方法も見つかりました。家族分の洗濯物が入るようなタライとか持ってます?私は持ってません。。
紙オムツを洗濯してしまったら
- 粉雪まみれの洗濯物を風呂場に広げる
- 塩を撒いてざっと和える(ポリマー以外のオムツのカスは見つかる範囲で取り除く)
- シャワーかお風呂の残り湯をかけながら足で踏む(たまに和える)
- 塩とポリマーの姿がはっきり見えなくなったら洗濯機に戻す(絞らなくてもいい)
- 柔軟剤だけ入れてもう一度洗う
洗濯槽に再度ポリマーが付着するのが嫌なので、洗濯機に塩をいれるのではなく浴室で洗い流してしまおうという作戦です。
手でやるより足で踏み洗いした方が疲れないです。
どうせもう一度洗うので、ポリマーが視認できなくなったら特に絞ることもせずそのまま洗濯機に再度放り込みます。
もう一度洗濯したらあとは取り除ききれなかったオムツカスを落とすためにちょっとパンパンするくらいで大丈夫でした。
あとは気になる人は洗濯機の槽の洗浄など行えばいいかと思います。
ポリマーは下水に流せません?
Twitterのタイムラインからこんな記事が流れてきました。
実験から考えられる事は、
・おむつを洗濯した後に塩を加えると、ポリマーのサイズが小さくなる。その結果、(洗濯槽の網目よりもポリマーが細かくなれば) 排水溝に流すことができるかもしれない。
・しかし排水溝の中で再度ポリマーが膨らみ、排水溝の詰まりの原因になるリスクがある、ということです。
塩でポリマーが溶けるのではなく、小さくなる、ということについてわかりやすく説明してくださっています。
洗濯槽に塩を直接入れた場合はくず取りフィルターの目詰まりが懸念されますね。
記事中には塩ポリマーの解決策についてこのように書かれています。
この方法は排水溝を詰まらせてしまう危険があり、お勧めできません。マンションのような集合住宅であれば、洗濯機からの排水溝が詰まると床に水があふれ出し、下の階にまで被害が及ぶおそれがあります。
実験の様子だと、こう「わあ〜ふくらんでる〜!排水溝詰まっちゃう〜!」という感じなのですが、実際のところ洗濯水と共にバラバラになって(しかも塩で小さくなった状態で)勢いよく流れていくので、このようにポリマーだけがみっちり停滞して詰まる可能性ってどれくらいのものなんでしょう。
泥まみれの子供の足も洗いますし、トイレからは大便も流れる排水溝。ポリマーだけが弱点!?まさかね。
とはいえ、あくまで自己責任でお願いします
長々と語ってきましたが、おむつを洗濯してしまったときに私が最も楽で確実だと思ってやっている方法です。
残り湯やシャワーをかけながら踏み洗いをすることで、小さくなったポリマーも塩分もざっと洗い流すことができるので洗濯槽へのダメージは「洗濯機に直接塩を入れて洗う」よりはだいぶ軽くなると思いますしタライもいりません。
とはいえ私は洗濯機製造メンテナンスを生業にしているわけではないので、あくまで自己責任でお願いします!
ではでは〜。