運動経験なし、運動自体が苦手なアラサーである私が一念発起してジムに通い始めて1ヶ月が経ちました。
私の『ジム通い』についてお話しようと思います。
もくじ
ジムってどんなところ?
「ジムって何するの…!?」とジムに一度も行ったことがなかった私は常々思っていました。
ジムに通っていたことのある人にこの質問をすると「何するって、運動だよ!」と当たり前の返答しかもらえません。
美意識の高い運動スキルのある人たちが通う場所…という漠然としたイメージがあり、未知の場所なので『ジムって怖そう』とすら思っていました。
ジムメニューって単語とか聞くと「めっちゃ知識が必要そう…!」とさらにびびる始末。
そして勇気出して見学に行って、だいたいの疑問は解決できました。
- 各種筋トレマシンを使った効果の高い筋トレ
- ランニングマシンやエアロバイクなどの有酸素運動
- プール(ないジムもある)
- フィットネスなどの習い事(ないジムもある)
- お風呂、サウナ(ないジムもある)
筋トレのやり方はジムで教えてもらえる
筋トレマシンの使い方やフォームなどはスタッフさんに聞けば教えてくれます。
私はジムのトレーナーさんに鍛えたい部位を伝えて、必要な筋トレマシンの使い方とフォームを教えてもらいました。
フォームやマシンの名称など、わからなくなったときはばんばん聞きに行っています。
さらに、相談してジムメニューも組んでもらいました。(パーソナルトレーニングじゃなくてただの相談)
24時間ジムとかで、スタッフさん不在の時間にしか通えない場合はまた違ってきそうですね。
ジムには老若男女が通っている
私は思い込みが激しい人間なので、ジムというと鍛え上げられた美しい肉体のマッチョ男女がたくさんいるのかと思っていました。
実際のところ、私が通っている午前の時間はおばあちゃんの割合が多かったです。
常連のおばあちゃんたちも別にスタイリッシュなムキムキではなく、ごく一般的な体型です。
ジムっぽい、ムッキムキ!バッキバキ!の方々も少なからずいますが、基本的に関わることがないのでどんな人が存在していてもあんまり関係なさそうです。
私がジムで取り組んでいる内容
ジムについたらロッカールームで着替え、筋トレと有酸素運動をしてシャワーを浴びて終了。
時間があったらサウナに入ったりもできます。
- マシンやダンベルを使って4〜5種目の筋トレ
- ランニングマシンで有酸素運動
- 風呂、シャワー
1回あたり有酸素運動込みで1時間半でトレーニングを終えるためのメニューにローテーションで取り組んでいます。
①お尻、脚の日
②背中、腰、足(一部)の日
③体の前面、腕の日
という感じです。
「この後は仕事なので1時間半くらいで筋トレから有酸素まで終わらせたい。有酸素40分はやりたい。」と相談するとトレーナーさんがメニューを組んでくれました。
マシンでの筋トレは、バーを持ってあげる〜とか足ひっかけて曲げる〜とかなので運動が苦手でも全然問題ありませんでした。
フォームのポイントは教えてもらえるし、使い方や名称は何回かやれば自然に覚えられました。
ジム1回の所要時間はだいたい1時間半〜2時間
筋トレは1種目を15回×3セット。(1セットごとに45秒の休憩)
筋トレだけでだいたい30~40分くらいやっています。
その後40〜50分くらいランニングマシンで走ったり歩いたりの有酸素運動をして着替えて帰ります。
自分が好きなように運動時間を計画できるのは楽しいです。
見たかった動画や映画を見る時間が作れてとても嬉しい…!
ジムに通い始めたきっかけ
私がジムに通い始めたきっかけは、運動不足からくるメンタル悪化と体調不良が大きな要因です。
私はフリーランスですが、締め切りのある請負仕事とかはほぼありません。自分で仕事を作って稼いでいます。
しかし「これがしたい!」と思っていても取り組む気力が湧いて来ず、正直めちゃくちゃ低迷していました。
- 読書ができない
- ずーっとTwitter(止められない)
- 長い文章が最後まで書けない
- ずっと眠い
- 何をしていたかわからなくなって何もできない
- 書類関係の手続きができない
- 夜眠れないので深酒してしまう
そして、エナジードリンクに頼ったりギリギリの気持ちで仕事をするのはもう嫌だ!
漢方薬やサプリに解決を求めても結局は『運動と睡眠が大事』といわれます。
運動と睡眠って基本なのはわかりきっているけど、自分でコントロールするのは本当に本当に難しい…!
家で出来る運動は挫折しつくしたのでフワッと習慣化について学んでからジムに入会しました。
ジムに1ヶ月通っての変化
私は朝、子供を保育園に預けて仕事前にジムに行っているので、とにかく寝ないと朝から運動なんてできない…!
寝る前にスマホをいじりたい願望を抑えて、睡眠サポートサプリを導入して、夜は寝るように気をつけました。
「寝なければならない」理由ができてやっとひとり晩酌より眠りを優先させることが出来ました…!
そして、ジムに通い始めて、メンタルヘルス的な変化はわりとすぐ訪れました。
- 日中、目が覚めていて眠くない!
- 予定を立て、予定をこなせるようになった!
- 夜眠れる!
- 溜めていた手続きができるようになった!
- Twitterを自分の意思でストップできるようになった!
- 本が読めるようになってきた!
通い始めて2週間ほどで後回しにしていた色々なことがサクサク片付けられました。
仕事に関しても、やらないと…やろう…できない…なんで…とヘドロのようだった私ですが、新しい企画に向けて少しずつ動きだせるようになってきています。
筋トレでの体型変化は最低でも3ヶ月、と言われますが、精神的な変化は2週間を過ぎた頃から感じられました。
1ヶ月以上が経過した今は日中ダラダラと仕事のような仕事じゃないようなことに時間が消えていかないようになりました。
深酒をしたり、ジャンクフードを爆食いするという体に悪い行動もかなり減少しました。
眠くない、目が覚めている日なんて、本当に久しぶりに訪れました。
よく、あんなに眠くて動けなくて集中力がもたない状態で家事育児と、抱えている仕事をこなせていたなと振り返って思います。
(しかし、ブログの更新は止まっていたし、部屋はぐちゃぐちゃ、友達に連絡が取れなかったりと仕事以外の部分は確実に停滞していました。)
最初、子供を保育園に預けている時間を自分の運動に当てることに対して自責の念がありました。
子供たちを通わせている保育園は、親がお休みの日であっても保育園を休ませなくてもどっちでも大丈夫と言ってくれる園です。
もし仮にジムに通ってると話したところで「えー!お母さんエラーイ!」くらいの反応しかないでしょう。
でも、誰にも責められていないのに、私の中から私を責める言葉が浮かんできます。
「自分のジム通いのために子供を預けるなんて身勝手」
「本来、そこは仕事をするための時間なのに…」
しかし、時間をとってジムに通うことで思考がクリアになり、滞っていた手続きや企画が進められるようになりました。
実労働時間が若干減少したにも関わらず、仕事の密度が上がったおかげで成果がアップしてきています。
私の場合は、仕事のためにもジム通いした方が圧倒的に良い!という結論にたどり着きました。
でもやっぱり、ときどき『保育園に預けてジム通いをしている身勝手な母親だ』と自分を責めてしまいます。
しかし親の健康と心の健康は子供にとってかなり大事だから…!
運動のおかげで収入アップするなら三方よしじゃないか…!
通勤時間の片道1時間を自分のスキルアップの勉強時間に当てている人もいるじゃないか…!
有給も社会保障もないフリーランスが1日の1~2時間を自分に使うことは酷い罪じゃないよ…!
何より『母親が自分の健康のために時間を使う』ことが責められてしまう世の中は嫌なので、自分の中の生きづらい感情に負けないようにしたいと思います。
ジムに通い始めて本当によかった
こんな風に再びブログの長文記事を書くことができる集中力と気力が復活したのは運動習慣の力によるものが大きいと思います。
『ジムに通う』ことを目標にして、そのために出来ることを考えて実行して本当によかったです。
これまでに在宅でできるいくつもの運動に挫折してきた経験も、ジム通いの背中を押してくれました。
鈍臭く運動が苦手な私ですが、習慣の力とトレーナーさんたちの協力もあってなんとかジム通いが続いています。
運動と睡眠を整えたおかげで仕事の状況も回復しました。
頭と体のドロドロも本当にサッパリしました。
自分のための運動の時間をとることに罪悪感を感じないように、これからもどんどん鍛えて強くなっていきたいと思います。
ジム通いは時間の捻出が本当にネックだと思うので、そこがなんとかなりそうならジム…とてもよいです〜!
ジムに行ったことがなくて「ジムで人々は何をしているんや…」と思ってるひと(通う前の私)向けかも。