こんにちはかざりです。
昨日は疲れが溜まってオットと久しぶりに怒鳴る感じの喧嘩をしました。喧嘩の結果息子の前髪が短くなりました。
やる日とやらない日のメリハリが激しいオットは、最近家事をサボり気味でした。
こちら側としてもできれば喧嘩はしたくありません。
そうするとシンクに溜まった食器を見てため息、などの『察してよ』モードになるのですが、それで通じれば家庭不和なんて起こらないわけです。
きちんと言葉で言わねばならんかー…と重い心を持ち上げて、食器洗いや洗濯物は毎日のことだから気が向いた時だけやるものじゃない、毎日のことだから毎日やるんだよと伝えると「そうやって強制してくる!」と逆ギレされてしまいました。
オットの場合は逆ギレは正当化というよりも防衛本能みたいなものなのですが、この数日間で溜まったものは家事だけでなくその負担。
それを強いられた私の沸点はとても低くなっています。
「家事に強制とかあるとしたら普段から強制されてるんはこっちやろが」と返したら「僕は強制してない!」と言い張ってこられ、「ほな私が好き好んで勝手に家事やっとるんか!?」と言うと混乱したらしく「僕は今勝手にお風呂いれてきた!」というので「ありがとう!どんどん勝手にやってくれ!」と怒りながらも瞬間的に心から感謝したらギョッとしていました。
でもそういうことです。
家事は強制以前の問題で、毎日洗い物しないと調理もできない、洗濯物をしないと服が足りなくなる。やらなくていいって選択肢はありません。
気が向いたらやる、今日はやりたくないからやらないでいいものじゃない。
家事を「お手伝い」「サービス」という認識はやめて、逃れられないルーチンだと諦めて毎日淡々とこなしてくれないと家庭は回りません。
自分がやりたくない時は『やらなかったらなんかいつの間にか片付いてるからいいや〜』と甘えるのやめてもらいたい!ということを伝えたいとモヤモヤ思っていたのが、疲れが溜まりすぎて余裕がなくなりギャンギャン吠えるかたちになってしまいました。
「洗濯物を床に放置しないで、服に貼ったカイロは自分で剥がして!食ったみかんの皮はゴミ箱に捨てて!食った後食器はシンクに運んで!食った菓子ゴミは自分で捨てて!」
「そんな小さいこと!?」
「小さいことの積み重ねが疲れる!いつか私がやるって甘えないで自分のことは自分でやって!」
「やってる!(やってない)」
「なんでお前の服を私が洗濯して自分でそれをたたんでしまうのに『ありがとう〜〜助かるぅ〜』って言わなあかんねん自分の服やろがなんで私が飯作ってお前が食った食器片付けるのを『ごめぇんお願いしていい?』って言わなあかんねんお前の家の家事やろが!!!」
「うるさーい!うるさいうるさい!」
「子供見ながら仕事して家事して足りんもん買いに行ったり色々補充したり子供の服や靴のサイズアウトで必要な物考えたり予防接種や家計管理ややることめっちゃあんねん頭も使うねんクソ疲れんねんその上でアレやってコレやって指示させんな!勝手にやってくれ!指示がなかったときに『僕がやりたくなかったからやらなかった家事』させるなやりたくないからやらないって選択肢は私にはないんじゃ毎日やれ毎日自分で考えてやれ!」
「強制やな!」
「強制しとるんちゃうわ勝手にやれ!自分で考えて毎日必要なことをやってくれ!この家に住んでるんやろ!」
と喧嘩しつつ時間も時間なので息子とお風呂に行くかたちで中断となりました。
お風呂のあと、寝室で娘を寝かしつけていたら、息子とオットがやってきたのですが、なんと息子の髪型が変わっていました。
先々週くらいから毎日「週末に髪切ろうね。目に入っちゃう」と言い続けていたのにヘアカット中の息子の相手を面倒がるオットが『面倒くさいから僕がいないときに済ませてくれないかな〜』とスルーしてきやがって息子の髪が伸びっぱなしになっていたのです。
これは『やってもらえると思って甘えている』ことをオットなりに反省したのと、「自分で考えて勝手にやれ!」を実践した結果だと思われます。
オットは私が怒るまで物事を放置するし、時々テコ入れしないとどんどん甘えてだらけてくるし怒ると一旦思考停止してしまって超拒絶の反応になるけど、即こうやって改善対処してきてくれる人。
実際、家庭を運営していく上での膨大なやることリストから、タスクがひとつ減ったのはすごくありがたい。
ありがとうオット!
ちなみにオシャレを目指した感じのラウンド前髪になっていました。
今回の喧嘩の収穫
- 最近オット家事サボり気味だったところのテコ入れ。
- 食器、みかん皮、菓子ゴミ放置、洗濯物床放置をやっっと注意できた
- 息子の髪を切るという大業をオットが初めて1人で成し遂げた&懸念事項が1つ減った。
- 余裕がなくなる程疲れるなら夕食は毎日惣菜でも弁当でもいいと確認できた。
反省点
- 『落ち着いて伝える』ことなく突発的に爆発し喧嘩に発展したこと。
- 喧嘩が売り言葉に買い言葉で『強制』の反対に『勝手に』というマイナスな単語を選んだこと(『自主的に』『言われなくても』って表現の方がよかった。)
- 子供の前で喧嘩した。
- 「うるさいうるさいうるさーい!」と一方的に叫んで対話をストップさせるだめな感じの戦法をオットから息子が学習した。
夫婦喧嘩は犬も食わないと申しますが、そんな喧嘩を重ねることでオットはどんどん進化しています。
コメントを残す