度重なるバトルを繰り広げて、愛する夫は家事育児をだいぶ当事者意識を持ってやってくれるようになりました。
私自身が家事が面倒でやりたくない人間で、ものすごくアバウトで全体的にぐっちゃぐちゃな生活だったりするので、例えば新婚さんの古典的あるあるネタのひとつ『洗濯物の干し方が違う!』ような憤りは特に感じたことはありません。
なんせ恥ずかしい話ですが、子供が産まれるまでマトモに毎日毎日洗濯とかしてませんでしたしね。一人暮らしだと分量的にも週1とかで足りますしね。
学生の頃なんて、服の山から必要なアイテムを掘り出して臭いを確認して「これはまだ着れる!」とかやってたレベルの人間です。
子供が産まれたあたりで突然毎日洗濯をして毎日風呂に入るような真人間になりました。
先日流行ったのぶみ風にいえば
一人暮らししてたの おかあさんになる前
昨日と同じ服きて 風呂もさぼって
大丈夫臭くないバレてないって強がってた
今は洗濯するわ 保育園の着替えのため
毎日風呂入るの 子供洗うから
あたし 養育者だから
って感じですかね。
そんな感じの人間だったので、オットが洗濯物をどう干そうが食器をどうしまおうが洗濯物をどう棚につっこもうが、あまり気になりません。
洗い方を気にしたり型くずれして気になるような良い服も持っておりません(泣くところ)
洗濯物の干し方には個人差がある
好きに干したらよろしいがな
しかし先日のオットの洗濯物の干し方が非常に興味深かった。
洗濯物を干していって、ハンパに余ったものをピンチにぶら下げたんでしょうが、それが…
文字で伝えるには限界があるので図にしますが伝わりますかね。
へー…?縦に…?
わぁー半分余ってるぅー…?
洗濯物の残量的に干しかけというわけではなく、これでオシマイ!という感じでした。
私だったらこの量なら多少混み合っても干し終わってる物干しの空き洗濯バサミに無理矢理いれるかな、それか小さめのピンチに全体を網羅するように隙間開けて干すかな、という感じです。
いつも縦に干してるわけではなかったので、その日はそういう気分だったのかもしれません。
何かするときに色々先を考えるタイプとそうでないタイプがいる
思うに、私は考え事をするのが趣味なので、洗濯物を干す時も頭のなかでごちゃごちゃ考えてたりするんですが、
夫の場合はとてもシンプルなんでしょうね。
こういう考え方なのかな?
という印象でした。
こんな干し方じゃあうんぬん…!と文句をつけたいわけでなく、面白いな〜という気持ちでしばらく眺めてしまいました。
※もちろんこれらの洗濯物は伸ばさずクチャクチャのままぶら下がってます。
完全に興味本位で「なんでこんな干し方にしたの?」と尋ねたかったのですが、残念ながら夫にはそういった家事に関する発言は「よく考えて干せ馬鹿者!お前の洗濯物の干し方には教育が必要だ」と聞こえてしまうようなのです。
私がいくら本気で「シワがつこうが乾けばいい。自分がやらずに済んでほんと嬉しい。」と思っていても、です。
そのため、興味本位で聞いただけでも人格否定に受け取られるのは嫌だし、それで不機嫌になられてしまうのも嫌なので何も言わず本人のいないときにじっと眺めるのみでした。
(なぜそういう風に聞こえてしまうのかについてまたよく考えてみたいと思います。)
洗濯物の干し方を統一するには考え方がぴったり一緒か、片方が片方のやり方に合わせることになるかと思います。
しかし、大人が2人それぞれのやり方で家事をしているからやり方は違うものです。
私の場合は家事が大嫌いな上に服のシワなどにも無頓着なので、自分以外の人がやってくれるならなんでもいいです。
夫も、私のやり方に文句をつけてくるということは基本的にありません。
文句があれば納得できる本人にやってもらうだけなので、家事したくないし、なんなら全部に文句つけてもらってもいいんですけど…。
そんな感じで我が家では、違う人間、やり方はバラバラなのはまぁそうだろうな、という感じで暮らしています。
ちなみに、その後乾燥機付き洗濯機を導入したので、干し方問題からは半永久的に解放されました。
(シワになりやすいものは一旦避けて干す、なども面倒で基本的にやりたくないのでどちらもやりません。)
子供達には洗濯物の干し方は自力で習得してもらうか、洗濯乾燥畳み片付け機がある未来に期待することになりそうです。